『『ポケットモンスター 赤・緑』が18歳以上に』はホント?
新たなレーティング規定により、『ポケットモンスター 赤・緑』が18歳以上にhttps://t.co/S3rI9S0v3E #Pokemon #ポケモン #ポケットモンスター pic.twitter.com/E6ZPzt5aFb
— ニンテンドーエブリー (@nintendoevery) 2021年9月6日
ちょっと話題になってたこの記事について調べてみました。
ソースである「ask about games」では「ギャンブル要素を含むゲームはPEGI(ヨーロッパのゲームレーティング団体)において18+として扱われることとなった」とありますが、追記で「過去のゲームに直ちに遡及して適用されるものではない(注:例えば「現代の基準に合わせた修正がなされていないまま再販売される」といった場合は適用になる模様)」とされています。今後発売されるゲームへの適用であることを紹介した記事のようでした。
なお、紹介されている『ポケットモンスター 赤・緑』ですが、2016年の3DSバーチャルコンソール版の発売時に「PEGI 12」としてレーティングされており、PEGIのサイトで検索したところ、現時点でレーティングの引き上げなどの変更はないようです。
現状のPEGIレーティングについては、こちらの論文により詳しく掲載されています。
「ニンテンドーエブリー」さん含め、個人の翻訳系ブログへの反応には慎重になった方がいいな、というのが今回の実感でした(幸いというか、一応「エブリー」さんも訂正文を掲載しておられますが)。
ただ、「エブリー」さんの該当記事のタイトルの印象のせいか、思ったより拡散されているようで、「エブリー」さんが想定していたかどうかも含め、変な印象が付いて回らないかは心配です。
しかし、英語記事の中身を読むと分かりますが、『赤・緑』に関してはそもそも例示すらされておらず、ある種「飛ばし」に近い記事が拡散されてしまった形になりますので、今後の情報に関しては注視したいと思います。